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たぶんサッカーの話が多いです。

大分トリニータU-18 3年生全員紹介 番外編

勝ち上がったら次回もやるといったので、レギュラーの1~2年生4人を紹介しようと思います。来年もいますがせっかくなので見てあげてください。

 

① DF 3 戸高 航汰(大分U-15/大分県

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2年生ながら左サイドバックでスタメンをつかんだフィジカル系DF。ジュニアユース時代は長身を生かしてCBで出場していたが、ロングボールを跳ね返し相手に強く当たる役割としては当時と同じ。

当初は1対1の対応に不安もあったが、徐々にSB特有のスライドにも慣れてきた様子。左足のクロスはまだまだ精度を高めたいところだが、攻め上がりのタイミングなどは徐々に良くなってきた。右足のサイドチェンジやシュートは強烈。兄・裕登(2014年卒)と同じく素材感があるのは確かなので、今後どれだけ動きに無駄をなくせるかがカギ。

 

② DF 4 中畑 雄太(別府ミネルバ大分県

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大分U-18では珍しい長身CB。DFになったのは高校に入ってからだが、持ち前の頭脳と落ち着きで本職と遜色ない働きができている。

相方の吉平駿との連携も良くなってきており、間を割られることはほとんどなくなった。下がりながらの空中戦もしっかりこなし、前線を経験しているだけに足元の精度もさすがに高い。

右足から放たれる低いロングボールは攻撃のスイッチ。2年生ながら中心選手のオーラを放っているが、よりリーダーらしい自覚を持てば来季に向けて安心できそう。

 

③ GK 1 真木 晃平(ハジャスFC/岡山県

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3年生にGKのいない大分U-18にとって、たいへん心強い2年生守護神。至近距離のシュートストップでチームを救ったことは数知れず。昨年の国体ではPKに対する強さも見せた。

当初はコーチングに大きな課題を残していたが、自信と経験が付くにつれて少なくとも「声は出せる」ようになってきた。

だが、それでもまだまだ足りない。歴代のGKと比較するとフィジカルには恵まれているため、野心と執着心を持って取り組んでいけばもっとハイレベルな選手になれるはず。

 

④ MF 26 酒井 将輝(FCKマリーゴールド天草/熊本県

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火の国から来たスーパー1年生。左足の精度と身体の使い方はつい最近まで中学生だったと思えない。

シーズン序盤から前線の交代カード筆頭として出番を増やし、エース吉平翼が不在のときはスタメンに。セットプレーではキッカーとして精度の高いキックを繰り出し、Jユースカップ2回戦・町田戦では右斜めからのシュータリングを直接ゴールに叩き込んだ。

攻守の切り替えで中途半端なポジショニングになってしまい、周囲に注意されることも少なくないのが課題。パスの出しどころなどを見る限り視野は広いはずなので、「使われる」動きも含めてオフザボールの練度を高めたい。

 

7日の準決勝には行けそうなので、カシマで夏の王者を倒してくれることを願っています。ピッチとスタンドのダブル遠藤には注意だ!てごわいぞ!