Cateblo.jp

たぶんサッカーの話が多いです。

【U-19アジア選手権】バーレーン旅行記⑥ バーレーンから羽田空港

concatenazioni.hateblo.jp

続きです。あとは帰るだけ。

 

Uberバーレーン空港へ

はい、いい加減にしつこい、3回目のUber

f:id:concatenazioni:20161110154701j:plain

別にこの距離ならバスでもよいのだが、すでに夜11時くらいだったため便もなく、Uberが引っかかったので使った。もしUberもなかったらタクシーになっていたと思う。こういう点でも本当に便利。(反タクシー業界の回しものではない)

小一時間前に「アリラン江戸」という料理店でビールを飲み、ニンニク強めの料理を食べていたため、ドライバーに「飛行機のまえに歯を磨いたほうがいい」と言われた。普通にかなり謝ったら、「ジョークだから気にすんな」とのことだったが、次に乗った人も慣れない食材のにおいは気になると思う。

空港に着く直前で警察が検問をしていて、「メーターが動いていない」と止められた。バーレーンでは、タクシー運転手がメーターを回さないことによるトラブルが頻発しており、正規の料金でない場合は違法になるらしい。

ドライバーが「Uberだ、タクシーじゃない」と言ってもラチが明かず、疲れと酔いでフラフラした頭でアプリを見せ、「騙されているわけじゃない」と説明したら無事に通された。ドライバーは「あいつらUberも知らないのか」と悪態をついて、それからちょっと仲良くなった。

バーレーン空港に着き、荷物を降ろしている途中、「たった一日しかいなかったのか?」と聞かれた。「残念ながら」みたいな感じで答えたら、「次はもっと長く来い。サウジアラビアを見せてやる」と言われたので、「楽しみにしてます」と握手で別れた。

バーレーン空港

空港に着いたのが午前0時ごろ、飛行機の出発まではあと5時間弱ある。カタール航空に窓口はまだ開いておらず、出国できないためラウンジにも入れない。仕方がなくロビーのCOSTA(世界中どこでもありそう)でコーヒーを飲んだり、仮眠をとったりして2時間ほど時間をつぶした。

けがのため先に帰国する神谷優太の見送りに日本代表のサポーターが来ていて、こんな朝早くからすごいと思った。神谷は飛行機こそ違ったものの、同じくらいの時間に帰国したらしく、羽田空港車いすに乗っているところも見かけた。

仮眠から覚めたら航空会社の窓口が開いていたので搭乗手続きをして出国した。お土産などを買いたかったのだが、ほとんどきちんとしたものは売っておらず、実家用にスタバのマグカップだけ買った。たぶんあれでコーヒー入れたら3日間くらい眠れないんじゃないかってくらい大きかった。

ディルムン・ラウンジ

ひとまずシャワーを浴びるために「ディルムン・ラウンジ」に向かった。

f:id:concatenazioni:20161110160813j:plain

あまり小規模な空港のラウンジに来たことはなかったので、簡単に比較をすることはできないが、思ったよりもかなり豪華だった。ドーハよりもアルコール類や食べ物が多く、夕飯を食べていなくても大丈夫なほどだった。

ラウンジにはいつもプライオリティ・パスを使って入っているが、大規模な空港だと高級なラウンジには入れない。小規模な空港だとそういったすみ分けができないため、こうやってよい環境に出会えるのかもしれない。

シャワーにはドーハと違ってタオルがなかったが、準備していたためさして問題はなく、ドライヤーがあったのはむしろ助かった。

f:id:concatenazioni:20161110161424j:plain

シャワーを浴びた後もまったく空腹感はなかったが、貧乏性なのでちょっと食べた。ワインは南アフリカのものばかりであまり気が向かなかったのでステラ・アルトワにした。この先ずっと一つの銘柄しか飲めないとしたらこれがいい、というくらい普通にクセがなくてあっさりしすぎずおいしいビール。

カタール航空でドーハへ

搭乗直前になって同じ試合を見ていた日本人を見つけたので、試合のことを話しながら飛行機に乗った。機内はガラガラだったので、主に坂井大将についての話を聞いた。U-19代表にともなう海外遠征は3回目で、国内合宿もかなり頻繁に行っていたらしく、とても参考になる意見だった。

ドーハのハマド国際空港では、余ったバーレーンディナールカタールのリヤル(?)に両替し、名物らしいナッツとチョコレートを会社や実家へのお土産に買った。1時間半のトランジットだったのでラウンジに行く時間はなかった。

せっかく免税なので自己費消用のオクトモア(アイラ系のスコッチ)を買おうと思ったけど、さすがにお金を使い過ぎだと思ったのでやめた。普段はタバコをお土産にすることも多いけど、日帰りでそこまでしなくていいかなという気分だったのでこれもやめた。(前にオランダで買った添加物フリーのラッキーストライクはとても良かった)

おそらく本当に疲れていた(乗り換えで焦っていた?)らしく、iPhoneにも写真がまったくなく、TwitterInstagramにも投稿していなかった。

いよいよ日本へ

羽田空港を出発してから約36時間後、再び羽田空港に向かう飛行機に乗った。時差の関係で体内時計も正常に機能していないが、行動の密度が高すぎて何日も経ったような気分だった。この飛行機でもエコノミークラスの最前列だったが、ひょっとして語学の弱そうな人を置いているんじゃないかと、うがった見方をしてしまう。

f:id:concatenazioni:20161110163816j:plain

搭乗してしばらくした後、半ば叩き起こされるような形で機内食が出てきた。また発酵乳製品と卵類という歯磨き必須のメニューだった。あまりに眠くて食べられる気分じゃなかったが、ひとまず出された者は食べてしまうので全部食べた。

f:id:concatenazioni:20161110164419j:plain

眠っていたら2回目の機内食の時間になった。頭もずいぶんすっきりしていたので食べられた。ビリヤニにはゴロっとしたチキンが大量に入っていて、それがとてもおいしかった。あと外国のスーパーによく売っている麦サラダみたいなやつがおしゃれ感あった。機内のものにしては珍しく、赤ワインも良かった気がする。

旅行中の空き時間にずっと読んでいた「角川インターネット講座」にも飽きたので、このあたりで隣の人(途中でオレンジジュースをこぼしていた)と話し始めた。女子旅でモロッコに行っていて2日目で携帯電話を盗まれ、記念撮影で逆立ちをした時に足を深く切って手当てをしたと言っていた。ファンキーすぎる。

羽田空港に到着、ファーストキャビンに泊まる

羽田空港には1時間ほど早めに着いた。荷物を受け取ったり税関の手続きをしていたら22時半すぎ。翌早朝に自宅へ戻って出社しなければならなかったので、羽田空港のターミナル内にあるファーストキャビンに泊まった。

f:id:concatenazioni:20161110165456j:plain

客室(といってもほぼカプセル的なんだけど)はこんな感じだった。館内着が用意されていて、大浴場やロビーを利用できるシステム。ロビーではパリピ系の人たちが「しゃっ!しゃっ!しゃっしゃっしゃ!」的な感じの曲を大音量で流していて旅行中で一番怖かった。

まだ、帰りたくないんじゃ―とばかりに、自動販売機で必要以上に高いビールを買って飲んだ。

https://www.instagram.com/p/BL_Vzhth9fg/

ここに泊まって帰ります。良い旅でした!

 

良い旅でした。