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たぶんサッカーの話が多いです。

【U-19アジア選手権】バーレーン旅行記④ バーレーン・フォート

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 続きです。

Uber世界遺産

当初はマナーマ市内を散策する予定だったが、先のトラブルにより1時間ほど遅れて空港を出たため、Uberを使ってバーレーン・フォートに向かうことにした。いまから4000年ほど前、インダス文明メソポタミア文明の物流の交差点として栄えた「ディルムン」の都があったとされる場所だ。世界遺産にもなっているらしい。

Uberスマートフォンのアプリを使って出発地と到着地を指定し、近隣のドライバーを呼ぶシステムになっている。距離や到着時刻から事前に料金の見積もりをすることができ、登録しておいたクレジットカードで支払われるため、旅行者特有の「ぼったくり」に遭う危険性がないのが利点だ。

しかし、当初はあまり使う予定はなかった。というのも、SMSで連絡を取りながら詳しい乗車場所などを指定するようになっているが、今回は現地のSIMカードを持たなかったせいで電話番号を使えないため、ドライバーに迷惑をかけるのではないかと思ったからだ。

それでも、移動先にバス停がなかったということ、現金の持ち合わせが少なかったためタクシーへの恐怖心が上回った。ただ、結果的には大正解だったと思う。車体はとても新しく快適で、料金がとてもお手頃だった。

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Uberから見た風景。対向車線のない大通りをかっ飛ばしていくわけだが、車線変更が岡山県クオリティでドキドキした。変な形のビルに全面広告があり、ここまでプレーンな沿道風景だと目立つなあと思った。日本の国道は看板であふれている。

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途中にサッカー場らしきものがあった。それよりスクラップ広場みたいになっているところが、古い学校土グラウンド感を醸し出していてよかった。漫画に出てくる高校野球のグラウンドってこんなのあるよね。

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だいたい13キロ(渋谷~錦糸町)で、4.18BHD(1200円弱)だった。タクシーだと空港発は余計に2BHD取られるはずなので革命的に安い。

要塞を眺める

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そんな感じで、バーレーン・フォートに着いた。外周を歩くのにだいたい10分くらいの小さな遺跡だ。日本の石垣とは異なる組み方で、土を使って丸っこい感じになっているのが可愛い。

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「ディルムン」の史実は伝説や神話をもとに組み立てられており、詳しいところはいまだに分かっていないそうだ。しかし、歴史的な価値は認められていて、2005年に世界遺産となっている。

アラビア半島から少し突き出して海に面した地形から、その後も要塞が建設されることになり、さまざまな様式の建築物が遺構として残っているという点も評価の理由らしい。

簡単な柵があるように軽く人間の手は加えられているが、日本の地方都市のショボい遺跡程度にしか観光地感はない。税金の使い道の違いである。

要塞に突入

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中に入っていくと、吉野ケ里遺跡(佐賀県)感あふれる家があった。説明書きは広場的なところにあっただけなので、これがいったい何なのかはよく分からないが。このあたりで、33度の暑さによって頭がやられかけていた。

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このアーチは「いかにも」な感じで良かった。たぶんもっとも観光地的な場所。記念写真を撮りたい気分ではあったが、一人で来たのでおしゃれ写真っぽい雰囲気の画角で我慢した。

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上のほうに登っていくと、海とビルが見えた。

古代と現代の建築物が、当時と変わらないであろうペルシャ湾を介して融合している絶景である。秋はほとんど雨も降らないらしいが、この時ばかりは晴天にも感謝をした。

しかしこうしてみると、マナーマ市内はずいぶん栄えているように見える。

パノラマ360

Bahrain Fort 360 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

せっかくなので持ってきた360度カメラを使ってみた。思い出を残すには良い気がするが、何か仕掛けがないと面白くない気もする。雰囲気だけでも体験してもらえれば、という画像になった。

個人的にはこういう色彩のない場所に国旗が立っているという景観は好き。自分が映らないようにするために、段差に隠れている光景を別の観光客から見られ、すこし恥ずかしい気持ちになった。

ショッピングモールへ

バックパックとキャリーケースに苦労しながらも、ひと通り世界遺産を散策したので、近くにある「シーフ・モール」というショッピングモールに向かう。Uberを呼ぼうと思ったが、2キロ程度の道のりだったので、歩くことにした。暑いけど仕方がない。

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バーレーン・フォートの近くには、バーレーン・サイトという博物館があった。時間があまりなかったので入らなかったけど、麻布とかに建ってそうな住宅っぽい雰囲気。ここにも国旗が立っていた。

ちょうどキリがいいのと、2000字を超えたので次回に続く。

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